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《ネタバレ》 この映画に限らず、見る人の「映画」に何を求めるかによって、映画の評価って全く変わってくるものなんでしょうね。
映画では夢に浸りたい為わざわざ辛い現実などを見たくない人、映画に現実を投影させて自分に置き換えて見たい人。後者の自分は現実と何かしらつながりがある作品で感動する。 本作は過去のトイ・ストーリーブランドに違わず、しっかり感情移入できるテーマを盛り込んで作品に仕上げるさすがピクサー、という感じ。3でキレイに終わった話を今更続けるのは相当ハードルが高かったはずだが、そこはさすがです。 常にアンディや持ち主の子供達に飽きられ、捨てられてしまうかもしれない宿命を背負ったトイたち、その自分の居場所問題を再度問いかけてきたテーマ。1から一貫しているテーマかな。 居場所というのは年代やその時々によって変化し、周りにいる仲間も移り変わっていく、そんな普遍的なテーマが心に響いた。 某CG版ドラえ**などではできない、(必ず訪れる)別れを描きその後の成長を期待させる良い終わり方だと関心しました。 ただ一点、どうしても気になる点が。 トイが一線を超えて人間に干渉するシーンがあり、具体的には声を出して問題を解決すること(バズとカーナビの件)、物理的にブレーキとアクセルを操作してしまうこと、これはトイ・ストーリーとしては反則な気がする。伝えたいことがあるときに直接話しかけて解決するのはダメでしょう。今までもっと上手にやってたのに、一線を超えてしまったのよ。これはイカンです。 【kosuke】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-09-13 01:51:32)(良:1票)
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