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柳生一族の陰謀 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 柳生一族の陰謀
製作国
上映時間130分
劇場公開日 1978-01-21
ジャンルアクション,時代劇,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 70~80年代の深作監督は、何か後光がさしたような奇跡的な作品を連発してるなあ。
本作は江戸時代という太平の時代の政治抗争を描いた、実録時代劇(?)。
初めて観たとき、『これ仁義なき戦いじゃん』と思ったくらい、仁義なき臭がぷんぷん。
キャストがすごく、萬錦、松方、JACの面々、三船と豪華絢爛で、それだけでも十分にテンションが上がる。
しかし白眉はなんといっても、烏丸少々成田三樹夫!
公家が剣を使うというだけではなく、将軍家剣術指南役の柳生一族である柳生弟をあっさり切り捨てる!
この発想はなかった、というか普通思いつかない笑。公家は血やケガレが大嫌いですからね。
白塗りの麿が剣の達人って面白くね?という発想なのか?うん、面白いっす!
さらには、おい、このまま最後まで通すのか?とツッコまずにはいられない萬錦但馬の大仰な芝居。
魔界転生の若山但馬も良いが、この萬錦但馬はまさに「なんか良くわかんないけど、とくかくすげー」って感じ。
面白ければ史実は無視でもOK!という心意気が気持ちいいっすね。なるほど、タランティーノはここからも影響うけてるんだ。

kosukeさん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-27 01:10:05)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 44件
作品の平均点 7.57点
作品の点数分布
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212.27%
300.00%
424.55%
549.09%
6613.64%
7613.64%
8920.45%
9715.91%
10920.45%
作品の標準偏差 1.96
このレビューの偏差値 53.73
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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