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エクトプラズム 怨霊の棲む家 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エクトプラズム 怨霊の棲む家
製作国
上映時間103分
劇場公開日 2010-01-22
ジャンルホラー,実話もの,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》  遺体写真(ポストモーテム・フォトグラフィー)や交霊会などの19世紀的オカルト要素を盛り込んではいるものの、それらはあくまで味付けにすぎず、よくあるC級ホラーだった。そもそも原題は『THE HAUNTING IN CONNECTICUT(コネチカットの幽霊屋敷)』で、エクトプラズムはストーリーの中で特に重要な意味を持っていない。ズレた邦題はホラー配給の伝統芸とはいえ、なかなかの詐欺タイトルと言っていい。

 登場人物たちは「息子がガンで死にかけているのに葬儀場だった曰くつきの物件を借りる」とか「見るからに不気味な開かずの扉がある地下室を自室に選ぶ」とか、リアリティのない行動ばかりとるので感情移入がまるでできない。後半で明らかになる幽霊屋敷の設定も、トンデモすぎてカタルシスを得られなかった(「この家は葬儀場だった→葬儀場の主人は、霊能力を持つ少年を使って交霊会を開いていた」まではわかるが、「その少年の霊能力をさらに高めるために、死体を黒魔術で蘇らせた」あたりからバカバカしくなってくる……)。

 『キャンディマン』のヴァージニア・マドセンをホラーで見られる!という感慨とともにワクワクしながら観たので、ガッカリ感ひとしお。
乱泥さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-09-06 11:00:02)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 5.81点
作品の点数分布
016.25%
100.00%
200.00%
300.00%
4212.50%
5318.75%
6212.50%
7637.50%
8212.50%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.94
このレビューの偏差値 45.20
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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