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俺たちに明日はない のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 俺たちに明日はない
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1968-02-24
ジャンルドラマ,犯罪もの,青春もの,実話もの,ロマンス,ロードムービー
レビュー情報
 凶悪犯罪を繰り返し、破滅に向かう男女の逃避行を描いたバイオレンス劇。アンチヒーローや反体制的、暴力的な表現等、この分野の先駆けとして後の映画に多大な影響を与えた。
 出演者も各々アクの強いキャラを演じており、特にF・ダナウエイの芝居は「いかにも」な感じの女性像を確立したと思う。ボニー&クライドの性格を基に人物設定した映画のなんと多いことよ。
 後にA・ペン監督は本作に対する自省を語っているが、いつか誰かがこのような表現をやるだろうと思えば、先駆者として評価したい。
 ボニーとクライドが蜂の巣にされるシーンは、それまでが二人のやりたい放題だっただけに因果応報で、観ている側は爽快感さえ覚える。悪党に対して寛大な雰囲気があるのは1930年代の大恐慌を背景にしているためだろう。凶悪犯を描きながらどこか滑稽味がある(音楽含め)。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-12 16:29:51)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 224件
作品の平均点 7.19点
作品の点数分布
000.00%
110.45%
231.34%
300.00%
494.02%
5167.14%
64017.86%
76428.57%
83515.62%
94017.86%
10167.14%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 49.31
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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