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あえてジョークがわからない無粋な視点でこの映画を語ろう。
ベトナム戦争当時の反戦気分を反映した戦争風刺。ホークアイやトラッパーらが内輪で連む姿は、軍医の立場を利用し「冗談」という言い訳を用意したイジメの構図を内包。野戦病院を学校現場に置き換えれば一目瞭然。そりゃあイジメる側からみれば痛快だろうが、この種の閉鎖的な「仲間意識高い系」は気持ち悪い。実社会でも似たような例をみているからね。 手術場面のリアリズムやフットボールの予定調和(注射のインチキや逆転勝ち等、黒人差別の味付け含め)は免罪符にならない。いつの間にかホットリップスは無邪気に豹変したが、彼女の訴えは回収されていない。 戦争に対する風刺を大義名分にすれば、何をしてもブラック・ジョークで笑い飛ばせるとでも? 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2017-04-09 11:22:47)(良:1票)
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