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狼たちの午後 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 狼たちの午後
製作国
上映時間125分
劇場公開日 1976-03-13
ジャンルドラマ,犯罪もの,実話もの,同性愛もの
レビュー情報
 導入部のドキュメンタリー調、大都会ニューヨークの光と影の描写が秀逸。典型的な劇場型犯罪を題材とし、ベトナム帰還兵の社会復帰の問題にゲイ差別やストックホルム症候群を織り込み、暑苦しさ全開の臨場感がある。
 人質とっての凶悪犯に拍手喝采、日本でいえばねずみ小僧に送る視線と同様だが共感はない。激情的なソニーに比べ妙に冷静なサルの方がまともに見えるが、むしろ彼の方が不気味。表面的な印象だけで判断は危うい。
 事の性質上、犯人側からの視点が圧倒的に多いため途中膠着状態が続き中だるみ気味。最後に犯人たちが捕まるシーンはスリリングで見ごたえがあった。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2025-04-20 16:07:00)《新規》
その他情報
作品のレビュー数 161件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
000.00%
110.62%
210.62%
310.62%
495.59%
5169.94%
62314.29%
74125.47%
83119.25%
92616.15%
10127.45%
作品の標準偏差 1.74
このレビューの偏差値 46.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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