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荒野の決闘 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 荒野の決闘
製作国
上映時間97分
劇場公開日 1947-08-30
ジャンルアクション,ドラマ,ウエスタン,モノクロ映画,実話もの
レビュー情報
静かな西部劇だ。邦題は「いとしのクレメンタイン」とした方が主人公の心情を表しており、作品の内容に相応しい。主題曲はアープの心境にピッタリ。
フォード西部劇にしては珍しく先住民敵視でないと思ったら、酒場で泥酔した先住民をアープが取り押さえるシーンが。そこまではいいのだが、ダメ押しで足蹴にしたな。白鳳並みだ。
モニュメント・バレーはアメリカ開拓史を語るには絶好の舞台で、いい画ではあるが、ラストシーンを含め絵ハガキのような画面作りは「征服者のアングル」と思えてならない。広大な土地を白人が先住民から奪ったんだなと皮肉な感想を持ってしまう。ストーリ-としては、バージルが殺されてから復讐に向かう展開があっさりして物足りない。
アープ役H・フォンダは細かな仕草(ロッキング・チェアでの寛ぎ、スイカズラの香、ダンス等)がなかなか良く、純情で片思いを秘めた静かな男を好演。対するD・ホリデイ役V・マチュアは偉丈夫で、結核に苦しむ医師の姿は似合わない。また、ひげ面とはいえ目が優しい善人顔W・ブレナンの悪役も合わない。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-15 23:00:07)
その他情報
作品のレビュー数 42件
作品の平均点 6.48点
作品の点数分布
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212.38%
337.14%
449.52%
549.52%
6716.67%
71126.19%
8511.90%
949.52%
1037.14%
作品の標準偏差 2.00
このレビューの偏差値 43.83
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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