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アバター(2009) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アバター(2009)
製作国米,英
上映時間162分
劇場公開日 2009-12-23
ジャンルアクション,ドラマ,SF,アドベンチャー,シリーズもの,3D映画
レビュー情報
 飛ぶ、跳ぶ、走る、躍動感あふれる映画である。
 3Dが先にありきか、テーマを表現するための手段としての3Dかで評価は分かれるが、後者の心意気と解釈する。めくるめくような映像美で社会性を包んだ上質のエンターテイメントと感じた。
 ベトナム戦争や「ソルジャー・ブルー」の問題意識を想起させる場面もあるが、よりマクロ的な視点で、人類史上繰り返される異文化との衝突をいかに克服するか、さらには自然と人間の共生が主題として提起される。本作はパンドラをめぐるナヴィ、アバター、地球人の関係を通じてこの課題を問いかける。相互理解による共存がなければ征服と屈従しかないのが現実。終盤の、理念と矛盾するような派手なドンパチは通俗的だが、ハリウッド映画ならではの娯楽性と受け止めた。
 ラストで「エイリアンは去った」の言葉が象徴するように、ナヴィ(そしてパンドラ)からみればスカイピープルこそがエイリアン。似たような印象の映画もいくつかあれど、自然と人間の共生を問うた点は鉄腕アトム「赤い猫」と通底する。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-25 14:06:12)
その他情報
作品のレビュー数 360件
作品の平均点 7.26点
作品の点数分布
010.28%
100.00%
241.11%
382.22%
4133.61%
5277.50%
66618.33%
77320.28%
87420.56%
94412.22%
105013.89%
作品の標準偏差 1.86
このレビューの偏差値 49.24
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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