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最強のふたり のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 最強のふたり
製作国
上映時間113分
劇場公開日 2012-09-01
ジャンルドラマ,コメディ,実話もの
レビュー情報
「たまたま組み合わせ・相性が良かったふたり」というべきか。富豪だが不自由な生活の偏屈者、自由はあってもお金がないチンピラ、対照的なふたりがお互いの不足を補い合って最強の友人になったというお話。実話がモデルとはいえ、この障害者は経済的に恵まれているからこそ我儘を通せるというもの。ドリスだって高級車を乗り回したり、パラグライダー乗りやオペラ鑑賞といった非日常的体験は相手が富豪だから可能なのである。
事故で障害を負い、子供に恵まれず妻に先立たれた大富豪が貧乏青年を雇い、価値観の衝突を繰り返しながらも互いに影響しあって友情を育む。この過程が見どころであるが、ふたりさえ良ければ周りの人はどうでもいいの?素朴な疑問として、かの国では障害者に熱湯をかけても問題ないの?
ふたりの友情とともに、障害者への接し方が重要なポイントであるだけに介護士達の立場を考えると違和感がある。フィリップの内心を理解できず型通りの介護しかできないプロ介護士は偽善で失格?障害者扱いせず対等に付き合って(ただし長期ではない)友情を育むドリスだけが合格?前任介護士が何人雇っても辞める(辞めさせられた?)原因はフィリップの気難しい性格であり、後任者さえ気に入らずドリスがいいというのは身勝手であり対話不足だ。後任介護士は白人だが、仮にドリスと同じような境遇で誠実な黒人が替えられたならば印象は大きく変わるだろう。
ドリス役は北アフリカ系(旧仏領のアルジェリア等)の俳優が演じればよりリアルに感じられたのではないか。えっ?そうなったら感動は薄まる?人種を絡めて感動を得ようという下心はなかったか。実話を強調している割にはねえ・・・。ふたりの心の交流は理解するが、共感できる内容ではない。
風小僧さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2016-01-17 16:08:26)
その他情報
作品のレビュー数 131件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
000.00%
110.76%
210.76%
300.00%
432.29%
5118.40%
61914.50%
74131.30%
83425.95%
91813.74%
1032.29%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 26.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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