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雨のニューオリンズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 雨のニューオリンズ
製作国
上映時間110分
劇場公開日 1969-05-10
ジャンルドラマ,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》  保守的な土地に生まれ、母親との愛憎に苛立ちを募らせながら翔び立とうとした主人公の悲劇。子の親離れ・親の子離れが重いテーマ。そして田舎に留まる妹の姉への複雑な思い。自らは翔ばず故郷に残る選択をした妹の思いが切ない。
 現代のラストベルトにも通じる、忘れられた町の人間模様。南部特有の(?)高温多湿が肌に伝わってくる。序盤から中盤までは哀感漂う文学的香りがあってよかったが、アルヴァとオーウェンが再会してからは通俗的な展開。失速気味だったが最後は「アラバマ物語」のM・バダムとテレビ版「名犬ラッシー」のJ・プロボスト、ふたりの会話に癒され余韻が残る。キャストがよかったね。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-07-10 16:15:50)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 5.44点
作品の点数分布
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4111.11%
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6333.33%
7111.11%
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900.00%
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 58.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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