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《ネタバレ》 静謐な画面の連続が暴力を際立たせる。印象的な場面はいくつかあれど、“死”への態度がウソっぽい。乾いた暴力と、青を基調とした絵画の細切れのような画作りがかみ合わない感じ。音楽は映像とよく合っている。
随所にある遊び心は童心を感じさせるものの、花火の水平打ちは悪ガキどものバカ騒ぎを連想して不快。終始無言の殺し屋(南方英二)は間抜けで甘い展開。アニキ分の前でケンだけを殺せば復讐されるのは自明でしょ。 沖縄の青い空と海、マシンガン片手の敵方乗り込みも定型的。最後は「気狂いピエロ」を想起させる。一貫してフェルメール調かと思ったら、最後の最後はゴッホの「ひまわり」かい。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-10-01 17:03:40)(良:1票)
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