Menu
 > 作品
 > オ行
 > 黄金(1948)
 > 風小僧さんのレビュー
黄金(1948) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 黄金(1948)
製作国
上映時間125分
ジャンルドラマ,アドベンチャー,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
 欲望、モラル、信仰心、疑心暗鬼等、人間の業が良く描かれている。H・ボガートは欲得と悪意に敗れる人間の弱さを、W・ヒューストンは百戦錬磨の人生を、T・ホルトは善をギリギリ守ろうとする小市民の人生をそれぞれ体現。ボガートは「ケイン号の叛乱」や本作のようなひと癖もふた癖もある役柄がお似合いだ。
 特筆すべきは人生の機微に通じた老人を演じるW・ヒューストン。人間味豊かな名演に酔う。
 ラストは“面白うてやがて哀しき人生”かな。悪戦苦闘が徒労に終わり、「神の皮肉なユーモアだ」とハワードが最後に笑いとばすところは爽快感さえ覚える。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-09-03 13:20:06)
その他情報
作品のレビュー数 47件
作品の平均点 7.72点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.13%
500.00%
6714.89%
71021.28%
81634.04%
91123.40%
1024.26%
作品の標準偏差 1.22
このレビューの偏差値 51.87
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
黄金(1948)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS