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太陽はひとりぼっち のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太陽はひとりぼっち
製作国伊,仏
上映時間124分
劇場公開日 1962-12-19
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》  ミーナの歌う主題歌に引き込まれる。名曲。
 株価の変動を追い求める人々の心は、喧騒であればあるほど孤独が引き立つ。喧騒と対照的に、都会の静寂な朝が印象深い。
 やや冗長気味だが愛の不毛や無常観は感じられる。主役M・ヴィッティのアンニュイな表情が作品の主題を体現して秀逸。対してA・ドロンは引き立て役だが、株の仲買人をうまく演じた。
 ラストは核戦争勃発のニュースで現代の不安感を描出。愛や経済がどうであれ「核で一巻の終わり」という虚無感が暗示される。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-16 20:08:56)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 6.30点
作品の点数分布
000.00%
114.35%
200.00%
3313.04%
414.35%
514.35%
6626.09%
7417.39%
8313.04%
928.70%
1028.70%
作品の標準偏差 2.29
このレビューの偏差値 49.42
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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