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《ネタバレ》 ミーナの歌う主題歌に引き込まれる。名曲。
株価の変動を追い求める人々の心は、喧騒であればあるほど孤独が引き立つ。喧騒と対照的に、都会の静寂な朝が印象深い。 やや冗長気味だが愛の不毛や無常観は感じられる。主役M・ヴィッティのアンニュイな表情が作品の主題を体現して秀逸。対してA・ドロンは引き立て役だが、株の仲買人をうまく演じた。 ラストは核戦争勃発のニュースで現代の不安感を描出。愛や経済がどうであれ「核で一巻の終わり」という虚無感が暗示される。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-06-16 20:08:56)
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