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忠臣蔵(1958) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 忠臣蔵(1958)
製作国
上映時間166分
ジャンル時代劇,歴史もの
レビュー情報
 親子・夫婦・主従等の人間関係を描き分け、よく知られたエピソードを散りばめたオーソドックスな作り。豪華な出演陣を観るのも一興で、遊興で舞い踊る大石は通俗的だが雪中の討ち入りは見ごたえがあった。史実どおりにリアリズムで描くのはどだい無理なんだから、ある程度講談調になるのはやむを得ない。 
 別れの場で大石を抱きしめる母。主君の仇を討つとともに、幕府の理不尽な処分に対する異議申し立てという一大プロジェクトを成し遂げる大石とてひとりの人間、普遍的な母親の情愛は心にしみる。
 赤穂藩の四十七士に加え、その家族・協力者(理解者)・市井の人々、さらに吉良方と上杉藩の動き等、多くの物語を取捨選択して一定の時間(166分)に手堅くまとめた。
 憎々しい吉良、毅然とした態度の多門伝八郎が印象深い。
風小僧さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-01-07 17:49:37)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 7.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.17
このレビューの偏差値 47.06
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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