Menu
 > 作品
 > ホ行
 > 暴力脱獄
 > 風小僧さんのレビュー
暴力脱獄 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 暴力脱獄
製作国
上映時間126分
劇場公開日 1968-08-03
ジャンルドラマ,刑務所もの,小説の映画化
レビュー情報
 何度も何度も脱出しようと試みる主人公を演じるP・ニューマンは「大脱走」のマックイーンに刺激を受けたか?「ショーシャンクの空に」の監督はこの映画の影響を受けたのでは?という思いが頭をかすめる。
 ベトナム戦争や公民権運動などを背景としたアメリカン・ニューシネマ前夜ともいえる時代の物語。反逆をよしとする風潮の中、権力に屈せずひたすら自由を求める主人公の動機付けが弱い。 
 主人公の名前がルーク(ルカ)だったり十字架にかけられたキリスト風のポーズをとったり、刑務所を舞台に反体制と結びつけて神を語られてもなんだかなあ、キリスト教を語られてもなんだかなあ、という感じ。暗喩としては安易だな。
 この種の映画において、罪人の脱獄と戦争捕虜の脱走が同一視されている文章を時折見かけるが、この二つは似て非なるものだと思うよ。
風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-11-12 11:08:23)
その他情報
作品のレビュー数 89件
作品の平均点 7.13点
作品の点数分布
000.00%
111.12%
200.00%
344.49%
433.37%
566.74%
61213.48%
72224.72%
82426.97%
988.99%
10910.11%
作品の標準偏差 1.83
このレビューの偏差値 37.67
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
暴力脱獄のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS