Menu
 > 作品
 > オ行
 > 愚か者の船
 > minさんのレビュー
愚か者の船 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愚か者の船
製作国
上映時間149分
劇場公開日 1966-10-05
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 群像劇として、よくぞここまで細かくからめてあるなと思いました、時代が暗くなる時代に主義主張も、過去も違う人間全てを主人公として、非喜劇を行う。
全ての主張が、その人間の全てであり、正しい感覚という物は絶対出ない。例えば、自分の愛犬を助けた男が死んだということを聞いた夫婦が、人間<愛犬としか見ないのは、この夫婦の当たり前であり、ユダヤ人が百万人もいるから大丈夫だと言ったユダヤ人は、この人物の当然であるが、周りも、先も見えていない。
狂言回しのグロッケンが、言うことが皮肉に良い事を言うからおもしろい。
淡々としたドラマだが、楽しめた佳作だった。
minさん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-17 23:30:48)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.12点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4211.76%
500.00%
6317.65%
7423.53%
8529.41%
9317.65%
1000.00%
作品の標準偏差 1.49
このレビューの偏差値 49.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
愚か者の船のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS