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乱れる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 乱れる
製作国
上映時間98分
劇場公開日 1964-01-15
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 長男が戦争から帰らず、長男に嫁いだ妻がそのまま家に尽くす。
高峰秀子演じるこの未亡人は、次男がひたむきな愛を抱くのもよくわかるほどできた女性。
古き良き日本人女性の理想像といった感じで、今の時代では想像できない。
酒屋を切り盛りしてきた義姉なのに、店をスーパーにするのに邪魔者扱いする家族に抵抗する次男。
このあたり、母や長女らのいやらしさが実に巧みに表現されていた。
日本人の情緒にぴったり合うような成瀬監督の描写が目を引く。
ただ、設定やキャラも含めてちょっと古い感じがして、どっぷり感情移入するまでには至らず。
乱れる女心ということだろうけど、あれでは次男が生殺しのようで気の毒。
加山雄三は中年以降の歌っている若大将のイメージしかなかったけど、ずいぶん印象が違って最初はわからなかった。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-31 00:12:52)
その他情報
作品のレビュー数 43件
作品の平均点 8.09点
作品の点数分布
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636.98%
7818.60%
81125.58%
9818.60%
101023.26%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 41.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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