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めまい(1958) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 めまい(1958)
製作国
上映時間128分
劇場公開日 1958-10-07
ジャンルドラマ,サスペンス,ラブストーリー,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 死者にとりつかれた美しい人妻マデリン。
ヒッチコック一流のサスペンス手法で、ホラーかと思わせるような運びで引っ張っていく。
ミッジがカルロッタの肖像を模した自画像をスコッティに見せるシーンは、セリフなしでミッジのスコッティに寄せる思いが伝わってくる。
困惑して部屋を出ていくスコッティと自身の行動を後悔するミッジ。
この辺り本筋とはあまり関係なかったものの巧い。
終盤はミッジが出てこなかったが、ミッジにもう少し救いがあってほしかった。

スコッティは騙されていたとしても同情できず、自業自得としか思えない。
依頼者である友人の妻に手を出すなんてどうなの?
女に着せ替えを執拗に迫るのもストーカーっぽくて気持ち悪い。
ミッジやジュディを虜にするような男に思えない。

ヒッチコックは凄い監督だと思うが、表現の古さは制作年代のために感じざるを得ない。
エルスターが塔から投げたのは明らかに人形に見えたし、特殊効果も今の映画を見慣れるとしょぼさが目につく。
高所恐怖症を利用したトリックや、カルロッタの肖像のネックレスが嘘を見破るアイテムとなったのはおもしろいアイデア。
が、ラストの墜落は少し唐突で不自然に感じられすっきりしない。
飛鳥さん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-04-28 01:36:10)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 142件
作品の平均点 6.77点
作品の点数分布
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110.70%
200.00%
332.11%
464.23%
52114.79%
62920.42%
73826.76%
82114.79%
91510.56%
1085.63%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 47.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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