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情婦 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 情婦
製作国
上映時間116分
劇場公開日 1958-03-01
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,モノクロ映画,ミステリー,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ビリー・ワイルダー監督の法廷ものサスペンス。
未亡人殺しの嫌疑をかけられた男は、裁判で圧倒的に不利な状況。
しかし、弁護士が妻の偽証を暴いて、すべてが決着したかに見えた。
そこから二転、三転する展開がめまぐるしい。

途中でどんでん返しのオチが見えたと思ったが、それを見事にひっくり返してくれた。
さすが、アガサ・クリスティの原作だ。
オチだけではなく、法廷での攻防も見もの。
難聴の老婆の矛盾点をつく質疑は見事だった。
看護婦やリフトなど、ビリー・ワイルダーらしいユーモアあふれるシーンも好き。

ラスト、妻や男が言わなくてもいいタネ明かしをペラペラしゃべりだすのは現実味がない。
けれど、すばらしい舞台を観るようで、十分に楽しめる。
映画より舞台のほうが向いてるかもと思ったら、やっぱり評判の高い舞台の映画化だった。
予備知識なく観ることができたのが幸い。
これを舞台でも観たかったが、肝心の結末を知ってからでは観ても感動は半減するかな。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-15 00:08:58)
その他情報
作品のレビュー数 314件
作品の平均点 8.44点
作品の点数分布
010.32%
110.32%
200.00%
300.00%
441.27%
582.55%
6134.14%
73310.51%
87724.52%
910132.17%
107624.20%
作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 47.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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