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市民ケーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 市民ケーン
製作国
上映時間119分
劇場公開日 1966-06-04
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 久々に見直してみたら、やっぱり面白い。
濃厚な人間ドラマが、無駄なシーンなく見事に描きだされている。
最初の妻との食卓での会話は、どんどん冷めていく様がよくわかる。
2番目の妻も、才能がないのにメディアの力を使って無理やりスターにさせようとしたのが致命傷。
自分しか愛せず、自分しか信じることのできなかった男の末路。
妻ともただ一人の友人とも決裂するさまが孤独感をリアルに浮き彫りにして哀れを誘う。
「バラのつぼみ」の謎で最後まで引っ張るサスペンス性もお手本の教科書的。
モノクロの古い映画だが、人間性や愛、幸福とはなにかといった普遍的なテーマに関わるだけに古さを感じない。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 9点(2013-05-13 00:55:02)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 200件
作品の平均点 7.01点
作品の点数分布
000.00%
121.00%
221.00%
352.50%
4147.00%
52613.00%
62613.00%
74120.50%
82814.00%
93216.00%
102412.00%
作品の標準偏差 2.04
このレビューの偏差値 54.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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