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紀子の食卓 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 紀子の食卓
製作国
上映時間159分
劇場公開日 2006-09-23
ジャンルドラマ,ホラー,シリーズもの,ミステリー,小説の映画化,ネットもの
レビュー情報
《ネタバレ》 レンタル家族というモチーフは本作が公開された20年程前に清水有生のデビュー作『正しい御家族』にもあったので、目新しくは感じなかった。
むしろ、いまさら感のある題材だとも感じたが、切り口が面白く、なにかわけのわからない迫力を感じて目が離せない。
同監督の『自殺サークル』を先に見たが、それはまったく受けつけなかったのに、本作はなぜか面白かった。
家族のあり方やアイデンティティの喪失といったテーマに切り込んで、サスペンス性の高いストーリー展開。
哲学的でカオス状態、シュールで理解しにくいところもあるのが残念。
もう少しわかりやすく整理してくれていたら、唸るほどの傑作になっていたような気もする。
あえてモノローグを多用しているようだが、これだけ多いとさすがにうるさく感じられる。

出演者の好演が印象的で、特に吉高とつぐみは役柄にハマっていて迫真の演技。
吉高はこれがほぼ映画デビュー作といってもいい新人だったが、ナチュラルな演技と個性が光り、売れっ子になるのも十分納得の存在感。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 21:04:55)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 6.08点
作品の点数分布
014.17%
114.17%
200.00%
314.17%
414.17%
5416.67%
628.33%
7937.50%
828.33%
9312.50%
1000.00%
作品の標準偏差 2.25
このレビューの偏差値 51.81
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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