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太陽を盗んだ男 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太陽を盗んだ男
製作国
上映時間147分
ジャンルアクション,サスペンス,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 突っ込みどころが満載で、荒唐無稽な漫画のよう。
一人でプルトニウムを盗み出し、設備もろくにないちゃちな自室で原爆を作る。
製作の過程で爆発のアクシデントが起こってガイガーカウンターが跳ね上がっても、鎮火すればなぜかすぐに収まってしまう。
放射能漏れなんぞ知ったことかとばかりの破天荒なトンデモ系ストーリー。
警察の警備網を一人で破って原爆を取り戻すという、ジャック・バウアーでも困難なことを一介の教師がやってのける。
菅原文太が何発弾をぶち込まれてもゾンビのように迫ってきて、挙句に沢田研二が屋上から落とされて奇跡的に無傷で着地したときは、思わず吹き出してしまった。
サスペンスというより計算されずに偶発的にできたコメディのようで、当時の制作サイドにはそんなつもりはなかっただろうけど、今の時代に観るならばどうせならはっきりブラックコメディとして狙って撮ってくれたほうが面白かった。
あの時代の中で犯人の持っていた孤独感、無力感、閉塞感や、絶対的な力を持った時の高揚感は伝わってくるものの、全般的にハチャメチャすぎて肩肘ついてニヤけてしまう。
勢いだけで乗っていくほど前のめりにはなれなかった。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 4点(2014-09-25 20:51:59)
その他情報
作品のレビュー数 144件
作品の平均点 7.52点
作品の点数分布
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210.69%
364.17%
474.86%
564.17%
6149.72%
72920.14%
83222.22%
92819.44%
102114.58%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 40.17
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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