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《ネタバレ》 主人公ホリーが車で拉致されたのかと思いきや、連れていかれたのはすっかり忘れていた講演会。
このあたりの展開はうまい。 親友ハリーが水増しペニシリンを使って重大な被害を出し、その悪事のために殺された。 と思っていたら、一瞬ライトに照らし出されて、生きていたことがわかる。 オーソン・ウェルズの不敵な面構えがハリー役にぴったり。 意外な展開で、サスペンスの教科書といってもいい。 並木道でアンナがホリーを無視して素通りしていくラストシーンは、美しく余韻が残る。 一見ミスマッチに感じる明るい音楽も、かえって哀愁を誘っている。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-31 00:14:03)
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