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キング・オブ・コメディ(1982) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キング・オブ・コメディ(1982)
製作国
上映時間109分
劇場公開日 1984-05-19
ジャンルドラマ,コメディ,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 妄想男を演じるデニーロがうますぎて主人公への嫌悪感でいっぱいになる。コミュニケーション障害が顕著で、その話の通じなさが本当にリアル。
ストーカーの思考回路ってのはこんなんだろうなと思わせる。ブラックコメディを通り越してもはやサイコホラーの域で、痛くて恐ろしくまったく笑えなかった。
獄中での手記の大ヒットや出所後の冠番組も後日譚としては出来過ぎているので、スコセッティ監督はここも妄想として描いたのだろう。ただわかりにくいので、もっと妄想だとはっきりわかるようにしてほしかった気もする。このラストでは犯罪者が現実であろうと妄想であろうと幸福を掴んだように見えるので、スッキリはしない。
オンエアされたパプキンのトーク部分が、日本人の感覚では恐ろしくつまらない典型的なアメリカンジョーク。ひとつ気になったのは、スコセッティはこれをわざと面白くないようにしたのか、それとも外国人の感覚ではこれが面白いと思っているのか。面白くないと思って主人公のトークを演出したのであれば、ラストは妄想として描いたということでので間違いないのだが。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 6点(2016-07-31 01:49:10)
その他情報
作品のレビュー数 81件
作品の平均点 7.10点
作品の点数分布
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122.47%
200.00%
311.23%
433.70%
567.41%
61417.28%
71923.46%
82125.93%
978.64%
1089.88%
作品の標準偏差 1.84
このレビューの偏差値 46.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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