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手紙は憶えている のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 手紙は憶えている
製作国独,カナダ
上映時間95分
劇場公開日 2016-10-28
ジャンルドラマ,サスペンス,戦争もの
レビュー情報
《ネタバレ》 事前情報まったくなしで見たのが良かった。
序盤で妻を亡くしたばかりの認知症の老人が出てきたので、てっきりその老人が妻との思い出を取り戻すハートフルなヒューマンドラマかなと思ったら全然違った。
記憶喪失の男が、実は悪に手を染めていた自身の正体がわかって愕然となるような話なら見たことがあるが、認知症なので特に怪しくは思わなかった。
「シックスセンス」のようにどんでん返しがあることをCMで知ってしまえば勘づいてしまったかもしれないが、まったく予想してなかったので気持ちよく引っくり返された。
こんなにキレイにどんでん返しをされたのは久々で、それだけでもおもしろかった。
老人があまりに見事にナチの男や犬を射殺したのは不審に思ったが、これも老人の正体を考えれば腑に落ちる。

ただ、冷静に振り返ってみると、マックスの復讐の計略はかなり実現性が低い。
100%思い通りにハマってようやくターゲット二人に復讐できるのだけれど、少しでもズレると失敗するリスクが高い。
足が悪くて自分では動けないのでターゲットの一人を利用したのだろうが、認知症の老人がやってのけるレベルの仕事とも思えない。
まあ映画なので、そのあたりのことが気にならなければ別にいいのかもしれないが。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 7点(2020-11-10 21:39:53)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 7.32点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.04
このレビューの偏差値 47.01
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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