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《ネタバレ》 ソラリスの海自体がひとつの生命体で、人間の潜在意識を物資化してしまう。とても面白い設定で、謎も多いのでどうなっていくのかと引っ張られる。ところが、その謎も解釈を委ねられたように放りっぱなしだったり、全般的に哲学的で難解、すっきりしない部分が多い。
論理的に理解するよりも、わからなくても芸術的に感じることが重要なのかも。見る人を選ぶ映画で、こういう作品が大好きな人もいると思うが、自分にとっては最も苦痛で苦手なタイプの作品。なので、この手のものは一般的な評価と自分の評価がいつも乖離してしまう。 ラストの場面がソラリスの海に出来た島の家だったのも衝撃の真実となってもいいはずだけれど、そこまでにすっきりしないことが多すぎて取り残された感があったのでボンヤリとしか受け止められなかった。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 3点(2020-10-04 22:54:35)
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