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フォー・ザ・ボーイズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 フォー・ザ・ボーイズ
製作国
上映時間145分
劇場公開日 1992-03-28
ジャンルドラマ,戦争もの,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 最初はどこにでもいるオバサンに見えたベット・ミドラー。
これが主演だとちょっと厳しいかなと思っていたら、どんどん存在感を放ってくる。
ベトナム前線基地の慰問で若い兵士たちを前に歌った「In My Life」は鳥肌もの。
いわゆる反戦映画だが堅苦しいところはまったくなく、ディクシーとエディのコンビを中心に味わい深いヒューマンドラマになっている。

二人のかけあいは長年連れ添った夫婦漫才のよう。
お互い自己主張が激しいので始終ぶつかってしまうが、切っても切れない絆が感じられる。
おかしかったのは、エディが勝手に朝鮮戦争の慰問を発表し、その仕返しにディクシーがエディの10万ドル個人献金を発表したシーン。
オンエア中なのでお互い否定するわけにもいかず笑顔でステージを終えたものの、幕が下りた瞬間に幕越しに喧嘩している二人の姿が笑える。
こうしたユーモラスなシーンも物語に配置されているので、戦争がらみの重い話の緩和剤になってくれる。
ディクシーの毒舌とユーモアはどこかミヤコ蝶々に通じる味わいがあっていい。
飛鳥さん [ビデオ(吹替)] 8点(2014-03-16 00:43:16)
その他情報
作品のレビュー数 21件
作品の平均点 7.48点
作品の点数分布
014.76%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6419.05%
7419.05%
8628.57%
9314.29%
10314.29%
作品の標準偏差 2.11
このレビューの偏差値 51.18
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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