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悪い種子 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 悪い種子
製作国
上映時間129分
劇場公開日 1957-04-04
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ヘイズ・コードのせいで、原作のラストが変えられて緩くなっているのが残念。
あまりにも後味が悪かったせいだろうけど、そこは検閲のないほうが怖さが際立ったはず。
雷に打たれて天誅にあったり、カーテンコールの興ざめな小芝居で、サイコパス少女の恐ろしさが台無しに。
銃で自殺したはずの母親も生き延びるという不自然さ。
他の作品は知らないが、本作に限っては表現の自由を侵したマズい規制で作品の完成度がずいぶん損なわれてしまった。

雨の中をなぜ湖に向かったのかわからなかったが、DVDの解説でメダルを拾いに行ったとわかって納得。
自分が欲しいものはどんなことをしても手に入れなければ気がすまない。
その執着に加えて、犯罪や人を傷つけることへの罪悪感が皆無となれば、ああいうモンスターが出来あがる。
悪の権化のような美少女の存在感が光る。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 6点(2014-11-07 00:55:39)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.53点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.75
このレビューの偏差値 22.99
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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