Menu
 > 作品
 > ク行
 > 黒い罠
 > 飛鳥さんのレビュー
黒い罠 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 黒い罠
製作国
上映時間93分
劇場公開日 1958-07-05
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 古いモノクロ映画だが、オーソン・ウェルズとチャールトン・ヘストンの対決は見ごたえがある。
「情婦」のマレーネ・ディートリッヒ、「サイコ」のジャネット・リー等、往年のスターも存在感を見せる。
が、やっぱり一番はオーソン・ウェルズの異彩を放つ存在感。
妻を殺された刑事が悪を憎むあまりに、証拠捏造を常套手段にして犯人検挙に暴走。
禁断の手は冤罪を生み、狂気が殺人にまでエスカレートして自滅するさまは哀れ。
ラストは相棒の返り血を洗った後でまた相棒の血のしずくを浴びたことが、逃れられない罪を象徴するようで余韻となって響く。
ヘストン演じる正義のメキシコ捜査官を完全に食っている印象。
ストーリー自体は今のサスペンスからすると物足りないが、撮影技術を含めて後々に影響を与えるくらい当時としては最高レベルか。
飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-28 22:31:24)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 7.03点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
313.03%
413.03%
513.03%
6618.18%
71236.36%
8824.24%
9412.12%
1000.00%
作品の標準偏差 1.34
このレビューの偏差値 44.23
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
黒い罠のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS