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“アイデンティティー” のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 “アイデンティティー”
製作国
上映時間90分
劇場公開日 2003-10-25
ジャンルホラー,サスペンス,ミステリー
レビュー情報
《ネタバレ》 エドが鏡の中のマルコムを見て驚くシーンがあったが、それならもっと前にも自分の姿に気づく機会があってもよさそうなもの。
そうした都合のよすぎるところは気になるが、緻密に練られたストーリーには唸らされる。
さっぱり理解不能の謎に包まれた連続殺人事件。番号の入ったルームキー。消える死体。
オカルト現象かと思いきや思わぬ真相が隠されていた。そのサスペンス性の高さと意外性のある展開で最後まで惹きつけられる。
多重人格者を犯人とする作品は幾つもあるが、これは多重人格者の妄想の中の事件で人格が一人ずつ消えていくというアイデアが秀逸。
連続殺人を犯した人格を消すことができれば死刑にはならない。が、最後に残った人格は…。
消える死体の設定が殺人人格をうまくカモフラージュしてミスリードされた。
ラストもひねりが効いていて、売春婦だった母親へのマルコムの複雑な思いがうかがえる。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 7点(2013-12-13 20:23:45)
その他情報
作品のレビュー数 291件
作品の平均点 7.11点
作品の点数分布
000.00%
120.69%
231.03%
372.41%
462.06%
5186.19%
64314.78%
78127.84%
88629.55%
93612.37%
1093.09%
作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 49.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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