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U・ボート ディレクターズ・カット版 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 U・ボート ディレクターズ・カット版
製作国西独
上映時間209分
ジャンルアクション,ドラマ,戦争もの,歴史もの,小説の映画化,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ドイツ映画なので知っている俳優がいなくて、しかもヒゲをたくわえているので、誰が誰だか見分けるのに一苦労。終始地味で重いトーンで、ハリウッド的な派手な戦闘アクションはあまりない。
いつ撃沈されるかわからない恐怖のもと、男ばかりで娯楽もなく、シラミが繁殖する狭い空間で過ごす。これは刑務所よりもずっときつそうで、閉塞感で息苦しくなる。こういうところでは死にたくないし、閉所恐怖症じゃなくても恐怖感が一層増す。終盤、厭戦気分を隠さない若い兵士たちが人間臭い。
海底に沈んだ潜水艦での復旧作業。乗組員の絶望感と疲弊感がひしひしと伝わってくる。ようやく復旧して死に一生を得てドッグに帰還したのに、空襲に遭ってのあっけない結末。艦長の最期を見届けた報道班のヴェルナー少尉の胸中はいかばかりだったか。戦争とはこういうものだというのを教えてくれる。

再鑑賞。内容をかなり忘れていたが、やっぱりこの長さを感じさせないほどの力作。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 7点(2013-01-11 19:52:23)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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628.33%
7625.00%
8625.00%
9520.83%
1028.33%
作品の標準偏差 1.63
このレビューの偏差値 48.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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