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《ネタバレ》 デヴィッド・フィンチャーらしい絶妙のさじ加減ですね。文句なく傑作だと思います。エイミーが幼い頃から「完璧なエイミー」を演じなければならなかった不幸な境遇、それゆえに完璧な夫婦を演じようとして挫折したあげくに夫を殺人犯に仕立て上げ最後は自分も自殺する(?)筋書きを立てたものの思わぬ展開でそれも挫折し、クライマックスの夫のワイドショーでの絶妙の演技を見て夫の下に帰ってくる決心をする。ストーリーも演出も完璧でした。夫の「練習の成果」をテレビで見るあのうっとりとした表情、こんなことができる夫なら帰って良いと決心したのはいいけど、その後の行動はいささかやりすぎた。あれじゃモンスターです。「渇き。」じゃないけど「愛する妻はバケモノでした」と言う言葉が脳裏に浮かびました。それにしてもアメリカのワイドショーも相当エゲツないですね。それともあっちが本家かな?双子の兄妹の近しい関係まで憶測してましたが、そこは何となく含みを残したラストでした。
【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-12-13 16:31:55)
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