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ときめきに死す のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ときめきに死す
製作国
上映時間105分
劇場公開日 1984-02-18
ジャンルサスペンス,犯罪もの,ハードボイルド,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 当時鬼才と言われた森田芳光監督の手腕が遺憾なく発揮された問題作である。全編に漂う退廃的な空気は秀逸で、他の凡庸な映画とはあきらかに一線を画すもの。響きわたるピンボールの音、ワープロの文字、土砂降り、寂れた駅舎。シュールな映像の断片を繋ぎ合わせた冒頭から既に、何か不吉なことが起こりそうな空気が蔓延している。唯一、杉浦直樹さん演じる大倉が時折見せるトボけた味わいが、緊張感あるこの作品にアクセントを加えている。衝撃的なラストは、視覚的ではなく状況で視聴者に理解させる手段もあったと思うが、映像でまざまざと見せつけたのは森田監督のこだわりであり個性だと言いたい。
タケノコさん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-26 19:48:56)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 5.33点
作品の点数分布
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7333.33%
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作品の標準偏差 2.54
このレビューの偏差値 52.59
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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