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さらば冬のかもめ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さらば冬のかもめ
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1976-11-03
ジャンルドラマ,コメディ,シリーズもの,小説の映画化,ロードムービー
レビュー情報
《ネタバレ》 彼ら三人が護送の過程で意気投合したというよりは、バダスキーが初めから一方的にメドウズに好感を持っているように見えました。実はそれについて、興味深い場面があります。物語中盤あたり、メドウズの故郷に三人が立ち寄る場面。実家に向かう列車の中、雑談でメドウズは蒸発した父親がいることを告白します。その時、何気に見落としがちですが、バダスキーの表情が (明らかに) 変わったことを見逃せません。いつでも陽気な彼がこの時だけは感傷的な表情をしていたのがとても印象的でした。本作ではバダスキーの家族について語られてはいませんが、彼も息子と別れた過去があり、思うにメドウズに息子の面影を重ねていたのではないかな。上官と部下の関係であり護送する者とされる者、でもそれ以上にお互いに父と息子の面影を追い求めた者同士、と考えればさらに心温まる物語になりますね。思えば、過去の名作においてJ・ニコルソンは悲惨な最後を迎える役が多かった。結局はメドウズを投獄したため必ずしもハッピーエンドとは言い難いが、(あの) J・ニコルソンが生き残ったというだけで、なぜかほっと一安心する終わり方でありました。
タケノコさん [DVD(字幕)] 7点(2019-02-10 14:59:41)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
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100.00%
224.17%
300.00%
424.17%
5612.50%
6918.75%
71327.08%
81122.92%
9510.42%
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作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 51.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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