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北京ヴァイオリン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 北京ヴァイオリン
製作国
上映時間117分
ジャンルドラマ,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 冒頭、散髪を終えたチュンが、しっかりと散髪代を請求されます。知人の結婚祝いに一曲弾いたチュンは、その謝礼としてお金をもらいました。そして、北京ではヴァイオリンのレッスン料は高そうです。本作は "お金" のやり取りを印象的に見せることによって、田舎の貧困層が北京で成功することの (経済的な) 厳しさを描いていきます。金、金、金、、やはりこの国でも渡る世間は金ばかりか、、といいかげん嫌気がさしてきたころ、最後の最後に感動のヴァイオリン独奏会が待っています。見返りを求めない、たった一人のための独奏会。息子は成功を捨ててまで、父の無償の愛に応えました。結局のところは、本当に大切なものはお金や名誉ではない、という普遍的なテーマですが、やはり音楽の力は偉大でした。この場面、私は感動しました泣きました。紅一点のリリ (チェン・ホン) とそのエピソードはこの映画に必要なの? というツッコミどころもありますが、富裕層の描写は必要でしょうし、何より彼女のおかげで (ヤローばかりの) 暑苦しい映画にならずに済みました (笑) こんな役でも一番ギャラもらってんだろうな~ などとやっぱりお金のお話で締めくくることにします。
タケノコさん [DVD(字幕)] 7点(2019-07-11 22:49:31)
その他情報
作品のレビュー数 45件
作品の平均点 6.82点
作品の点数分布
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412.22%
5613.33%
61124.44%
71635.56%
8511.11%
9511.11%
1012.22%
作品の標準偏差 1.30
このレビューの偏差値 51.04
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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