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《ネタバレ》 彼岸と此岸を状況に流されるように行き来して、唯一意志のこもった選択により勝利を勝ち取る。アメリカン・ニューシネマ期にはかなり珍しいタイプの映画だと思う。つまり、死なない。確かに語り手のジジイは120歳超えてるし、今にも死にそうだし実際死ぬんだろうけど、これは避けられない死だからアメリカン・ニューシネマのアンチ・ヒーロー的な死とは質が違う。歴史修正主義に対する抵抗がメインテーマであって、体制に結局負ける気がしてる僕らの等身大の抵抗と敗北を描くことを目的としていないのだ。だから死の質が違ってくる。■フェイ・ダナウェイがエロすぎる。
【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-12-11 02:32:25)
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