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恐怖省 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恐怖省
製作国
上映時間86分
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ラングのアメリカ期の最高傑作だ!交霊術中に主人公の過去が、苦しめられている運命が暴露される。悲鳴を上げる主人公、響く銃声、血を流す謎の男!なんてパワフルなシーンなんだろう。ラングは主人公の運命が暴露される瞬間を描くことに長けている。本作のそれは『M』に匹敵する力強さがあると思う。中盤の展開はややかったるいが、これまた暗闇の中で行われクライマックスの銃撃戦がすごい!発砲時の光のみが状況を観客に伝えてくれる。それ以外は雨が降っていること、手前に主人公とヒロインがいて、奥に敵がいることしかわからない。この曖昧さがたまらない!シビれる!突然敵が銃弾に倒れ、階段を上がってくる男の顔が見えないままクソどうでもいいラストシーンに移行するモンタージュの緩急もすばらしい。あれは警部なのか博士なのか、全然わかんない!でもそれがいい!かっこいい!
カニばさみさん [DVD(字幕)] 9点(2016-12-11 03:04:28)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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6342.86%
7228.57%
8114.29%
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作品の標準偏差 1.07
このレビューの偏差値 67.50
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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