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未来世紀ブラジル のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 未来世紀ブラジル
製作国米,英
上映時間132分
劇場公開日 1986-10-10
ジャンルドラマ,SF,ラブストーリー,コメディ,アドベンチャー,ファンタジー
レビュー情報
《ネタバレ》 クライマックスの強烈な展開に引きこまれた。途中まで「ただのディストピアSFか…」と思っていた自分が恥ずかしいっす。モンティ・パイソンであれだけへんてこな切り抜きアートを披露していたテリー・ギリアムがただの映画を撮るはずが無かったわけで。それにしても、ラウリーの母親といいその友達といい、ババアがとことん嫌な人物として描かれるのには笑ってしまったなあ。自分の母親の「女」としての側面を嫌悪する感情を抱くことは、母親に対し無意識のうちに母性を求める「子」にとって当然のことと言えますが、それにしても強烈だった。出世を望まない息子と若さのために整形を重ねる母の対比は、タトルのような一般市民とラウリーのようなエリートとの対比に似ていますね。皮肉でしっかりと笑わせるあたり、名監督としか言いようがない。DVDではなくレーザーディスクで鑑賞したのも良い体験でした。SFは低画質で観たほうが楽しめるかもしれませんよ。
カニばさみさん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2015-04-03 15:31:41)
その他情報
作品のレビュー数 202件
作品の平均点 6.84点
作品の点数分布
010.50%
183.96%
241.98%
3136.44%
4104.95%
5146.93%
62612.87%
73215.84%
83718.32%
93014.85%
102713.37%
作品の標準偏差 2.45
このレビューの偏差値 51.94
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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