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グロリア(1980) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 グロリア(1980)
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1981-02-14
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,犯罪もの,ハードボイルド
レビュー情報
《ネタバレ》 リュック・ベッソンの「レオン」の元ネタ程度に考えていたが・・・やはり傑作だった。
「ラブ・ストリームス」「オープニング・ナイト」「ビッグ・トラブル」など色々なアイデアで魅せてくれた男だが・・・ジョン・カサヴェテスはまた良い映画を撮ってくれた。
ファースト・シーンから引き込まれる。
買い物から帰る女性、彼女は何かワケありのようだ。家に帰り冷静でいられなくなる様子。迫る死の時間、託される思い・・・グロリアは友のためか、それとも自分の母性本能で動いたのか。
「母性?冗談じゃないわ」
グロリアという女もどうやらワケありらしい。
“預かり物”はワガママで状況を飲み込めていない。
「そうよ、友達の義理でやっているだけなのよ。こんな義理も知らない・・・」
“預かり物”は時折寂しそうな顔をする。
グロリアも正念場だ、腹を括って“殺りやがった”。
それがグロリアという女性の強さ。
グロリアは“預かり物”を守ろうと街を駆け抜ける。
「お姉ちゃんじゃ歳だわね。じゃあママは?ダメ?じゃあ“おばあちゃん”になってあげる」
ババア結婚してく(ry
僅かな時間だが、確かに二人は家族になった・・・。
グロリアの命懸けの行為が「僕が付いているよ」なんて言うようような子に成長させたのかも知れない。
最初生意気だった子供が、ちょっぴり成長するような様子は良いものだ。
訪れる別れの時・・・二人は約束の“墓場”で再会する。
クライマックスのスローモーション演出!これが正しい使い方です。
久しぶりに感動した映画だった。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-03 16:26:00)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 100件
作品の平均点 6.80点
作品の点数分布
000.00%
111.00%
233.00%
366.00%
477.00%
566.00%
61515.00%
71919.00%
82121.00%
91414.00%
1088.00%
作品の標準偏差 2.13
このレビューの偏差値 54.85
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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