Menu
 > 作品
 > チ行
 > チャップリンのカルメン
 > すかあふえいすさんのレビュー
チャップリンのカルメン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 チャップリンのカルメン
製作国
上映時間37分
ジャンルコメディ,サイレント,モノクロ映画,小説の映画化,ショート(短編映画),パロディ
レビュー情報
《ネタバレ》 バスター・キートンが「恋愛三代記」で「イントレランス」や「ベン・ハー」のパロディをしたように、それに先駆けてチャップリンもラオール・ウォルシュやセシル・B・デミルの「カルメン」をパロディした本作を撮った。

少なくともウォルシュのゼダ・バラやデミルのジェラルディン・ファーラーよりもエドナ・パーヴァイアンスの方が魅力を感じる。ストーリーはデミル版とそっくり。

でも抜いたサーベルが折れていたり、それをナイフ代わりにツンツンやったり、手の叩きあい、踊り、門の戸口でカルメンではなく男とブチュッとやってしまう、カルメンとやっとキスできるかと思ったら部下や住人が次々に来て中々情事を行えない、キャットファイトがボクシングに発展、石頭で曲がってしまうサーベル、踊るような殺陣、背負い投げ、レスリングにターザン、マタドール。

ラストも「これはコメディですから」という具合にデミル版と違う結末。
しかしその直前まで本当にシリアスな空気が流れていたからなあ。切り替えの凄さはやはり役者。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-22 23:56:13)
その他情報
作品のレビュー数 2件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 0.50
このレビューの偏差値 70.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
チャップリンのカルメンのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS