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ベンジャミン・バトン/数奇な人生 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ベンジャミン・バトン/数奇な人生
製作国
上映時間159分
劇場公開日 2009-02-07
ジャンルドラマ,ファンタジー,ミステリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
え?これフィンチャーなの?ってくらい丸くなったねフィンチャー。

F・スコット・フィッツジェラルドの短編の映画化で1991年から転がり続けてきた企画をデヴィッド・フィンチャーが手掛けた作品。

「ゾディアック」あたりからちょっと丸みが出てきたかなーなんて思ってたけど、「セブン」の頃を思うと鋭さは無くなったけど落ち着きというか、作品に余裕が出て来たと思う。

以前は短時間にありったけの情報をブッ込む感じだったけど、今は少し長くして情報を飲み込みやすくしたというか。
この映画は彼の作品の中でもっとも優しい部類には入るだろうね。

生まれた瞬間から80歳の老体。見た目こそ老いた姿だが、肉体年齢は赤ん坊そのもの。
年月が経つにつれて彼は若返り、普通の人間が歳を重ねるように生をまっとうしていく。

ブラッド・ピッドのメイクは、本当に老人から若者の姿にうつり変わっていくようだ。

見た目は「幼いが故に言葉をまだ覚えていない子供」、実際は・・・そんな主人公の最期は切ない。

ただ、元々が短編だからこの映画はちょっと長すぎてダレを感じてしまった。もう少し短くて密度があればもっと面白かったと思う。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-09-07 21:40:44)
その他情報
作品のレビュー数 183件
作品の平均点 6.51点
作品の点数分布
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210.55%
384.37%
4105.46%
52815.30%
64424.04%
74021.86%
83116.94%
9179.29%
1042.19%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 55.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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