| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 アメリカ、ドイツ両方の視点で描かれる潜水艦映画の傑作「眼下の敵」。
ロバート・ミッチャム演じる経験豊富な艦長は亡き妻のために意地でも潜水艦を叩きのめそうとしている。 一方、クルト・ユルゲンス演じる潜水艦の艦長もまた亡き息子達のために死に場所を求めてさまよう。 潜水艦の機雷が爆発するシーンの迫力、緻密な計算で魚雷を避けるシーン、“音をたててはいけない”シーンの緊迫感など100分弱のコンパクトさも手伝い並々ならぬ密度を持っている。 駆逐艦の名通りに徹底的に叩こうとするシーンは怖い。一方、潜水艦は酸素との戦いもあり時間的余裕はない。 計器が割れるほどの衝撃が襲う恐怖。 その恐怖を“歌”によって克服しようとするシーンが熱い。 “一騎打ち”だ!死なばもろとも、死ぬのは俺一人でいい、壮絶なクライマックスと敬礼、敵味方を超えて結ばれる友情。面白い。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-01 18:05:27)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |