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《ネタバレ》 実際に存在するんじゃないのかと思うくらい作りこまれたロボット「レイバー」。
リアルロボットの中のリアルロボット。 主人公「ノア」が動かすレイバー「アルフォンス」からにじみ出るユーモラスと愛情、心臓部がうなる力強さ。 それに対する「方舟」の暗く冷たい機械の空気。 ユーモアとシリアスが程よく支え合う面白み、それがパトレイバーシリーズ最大の魅力と言える。 それが良く出ているシーンといえば、ノアが出くわした鳩の大群! エレベーターに愛機と乗り込み、巨大な弾頭を装填しながら登った先には・・・そこに住み着く鳩の群れ。 1っ匹1っ匹が愛嬌振る舞いてポッポ ポッポと鳴くなら可愛気があるが、大群で一言も漏らさず睨みつける。 これほど怖いものは無い。 ヒッチコック映画の「鳥」に匹敵する怖さ! 動物の恐怖、 そして人間がコントロールできなくなり暴走するマシーンの恐怖! 人間の傲慢とツケがこの結果を生んだと言える。 その恐怖に立ち向かうノアたち。 上層部との衝突、迫る決断。 汗水流して、必死に食らいつく! 吠える太田! 最後まで諦めないノアたち! そんな映画を、BS深夜の再放送を食い入るように見ていた小学校時代が懐かしい。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-03-13 18:10:04)
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