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ジョン・カーペンターの要塞警察 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ジョン・カーペンターの要塞警察
製作国
上映時間99分
ジャンルアクション,サスペンス,犯罪もの,刑事もの
レビュー情報
《ネタバレ》 「リオ・ブラボー」の超絶進化版とも言うべき傑作。

ジョン・カーペンターは学生時代にジム・コロスと組んで「ブロンコ・ビリーの復活(The Resurrection of Broncho Billy)」という西部劇の世界に憧れる若者を描いた現代劇で編集と音楽を担当した(その年のアカデミー賞の短編部門で受賞した事は有名な話)。
今作もまた西部劇の雰囲気を持った現代劇だ。

文字通り警察署をまるごと要塞化し、「リオ・ブラボー」における冒頭の緊張が最初から最後まで持続する。
低予算をその並々ならぬ演出でカバーしてしまうカーペンターの凄さ。いや、低予算を逆手にとった閉鎖的空間に登場人物を閉じ込めてしまう見事さと言うべきか。
まるでホラー映画の、サイレント映画のように音も無く署内の物が破壊されていく恐怖。「遊星からの物体X」でも味わえるホラーテイストが、この映画でも遺憾なく発揮されているのだ。
ギャングたちの冷徹さ、アクション映画としても一級品の傑作です。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-18 13:19:42)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 7.05点
作品の点数分布
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5313.64%
6313.64%
7627.27%
8627.27%
929.09%
1014.55%
作品の標準偏差 1.46
このレビューの偏差値 59.16
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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