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ベン・ハー(1925) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ベン・ハー(1925)
製作国
上映時間141分
ジャンルアクション,ドラマ,サイレント,モノクロ映画,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
シドニー・オルコットの15分の短編映画に続く映画化。
冒頭のイエス=キリストの誕生から静かに始まり、メッサーラとの確執、壮絶な海戦、どん底からの脱出、ジュダへの復讐、そして母と妹との再会・・・。
徐々に盛り上がり山場を突破し、静かに幕を下ろしていく物語。
山場となる海戦と戦車戦の迫力は凄い。
船底の奴隷生活から脱出するジュダ。
オールの穴から覗く残された者たちとの対比・・・。
ワイラーの海戦は合成がショボくて残念だったが、本作は生の人間同士の斬り合いで迫力満点だ。音のない世界から轟音が聞こえてきそうな破壊力。
流石に戦車戦はワイラーが最強だが、本作の戦車戦の迫力もワイラーの破壊力に引けを取らない。

復讐に染まりそうになるジュダだが、命の恩人である「イエス=キリスト」との再開は彼の心をなだめ、母と妹、ジュダの体と心から苦しみを洗い流していく。
それはイエスが起こした奇跡か。
それともジュダが呼び込んだ奇跡か。
とにかくジュダはユダヤ人の誇りを貫いて戦い抜いた。
それがこの映画。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-21 23:46:56)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 7.75点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 2.22
このレビューの偏差値 52.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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