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ウォレスとグルミット、危機一髪! のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ウォレスとグルミット、危機一髪!
製作国
上映時間31分
劇場公開日 1997-08-02
ジャンルコメディ,アニメ,シリーズもの,ファミリー,ショート(短編映画)
レビュー情報
《ネタバレ》 羊のシルエット、バイク、チーズ、ナイフ、振動。
トラックを食い破って脱走する者、追おうとする者、それを止める者。

ウォレスたちの朝になってやっとかかるいつものBGM。
レバーひとつで落ちたりクリームまみれになったり。バイクに乗るためだけにこさえる秘密基地。
謎の切り口、かじられた跡の数々、脚の下に現れる侵入者。侵入者は“不慮の事故”で裸に剥かれてしまう。条件反射で腕をあげて服を着てしまうウォレスに爆笑。

窓拭きは女に会うための口実、下水の格子に梯子の先を引っかけ、棒高跳びの要領で高所にたどり着く。そこに現れる番犬の不気味さ。グルミットの細首に手をかける“御挨拶”。
その謎を知ってしまったグルミットの追跡、ドアにはさまれた羊の毛、屋根裏に隠された真実。

人間たちを翻弄する番犬の悪党振りが凄い。犬の看板は「ペンギンに気をつけろ」にも登場、羊の洪水、グルミットはいつも一人で奮戦、偽の写真に羊たちも号泣。何コレ可愛い。
ウォレスも独房に“メッセージ”を差し入れる。でも羊の絵は嫌がらせにしか思えないwww

クライマックスを飾る大追跡劇!羊とウォレスたちのアクロバットな曲芸、電線でもくたばらない恐怖、ネオンはSOS、サイドカーはプロペラ機にトランスフォーム、冒頭のクリームは機銃の弾丸となって撃ちまくられる、プロペラは風穴を空けるため、とどめのターザン!

“去勢”されてまで飼い殺しに遭う罰。それを下した人間として共に生き、共に去っていく悲しさ。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-04 21:03:12)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 25件
作品の平均点 7.92点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 56.78
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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