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稲妻(1952) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 稲妻(1952)
製作国
上映時間87分
劇場公開日 1952-10-09
ジャンルドラマ,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 成瀬巳喜男のやるせないドロドロ全快な傑作「稲妻」。

登場する兄妹は全員父親がバラバラ。
この時点で「(゜д゜)」である。流石成瀬初っ端から残虐だ(褒めてる)。

更には突然落雷が起こるように次々と家族に不幸が訪れる。
拍車をかけるフラストレーション・・・爆発した怒りの「叫び」は雷雨の如く家族を嬲り合う。

ただ稲妻は同時に恵みの雨をもたらす。
暗闇を一瞬でも照らす稲妻は希望の光でもある。
そして嵐で生き残った者には肥沃な大地が待っている。
嵐で荒れた大地を人の手で豊かにしていくように、彼らもまたそれぞれの希望を胸に新しい人生を初めていくのだろう。
清々しい作品だ。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-11 04:37:06)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 8.00点
作品の点数分布
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528.70%
6313.04%
7417.39%
8417.39%
9417.39%
10626.09%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 53.71
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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