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スクール・オブ・ロック のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スクール・オブ・ロック
製作国米,独
上映時間110分
劇場公開日 2004-04-29
ジャンルコメディ,学園もの,音楽もの
レビュー情報
《ネタバレ》 最高に愉快な音楽映画です。

劇中で演奏するミュージシャンは大人から子供まで全部モノホン(本物)。
極めつけはデューイを演じるジャック・ブラックの狂気地味たハイテンション!
次から次へと機関銃のように飛び交うセリフの応酬!

ライブで盛り上がる夜のバー、ロックで最高にハイになる音楽馬鹿の彼だが、彼は受け止めて貰えるほど愛されて(認められて)いなかった。

自分の音楽に酔っていた“現実”を思い知らされるデューイ、それでもロックへの情熱は燃え尽きない。

デューイは親友のネッドを騙してまで仕事を引き受ける。
だが待っていた職場は正に彼の運命、天職、音楽の才能に溢れた子供達との出会い。

子供達の才能を親と教師たちは無視していた。
しかし、誰よりも仲間を求めていたデューイは子供達の才能を見逃さない。

デューイにとっては利害の一致、子供達にとっては自分を認めてくれる恩人への恩返しだ。

しかしいくら何でも「夢は諦めろ」を先生がいうなよ。当っているかも知れないけど!

それでも褒めて伸ばす、付きっ切りで教えるのは上手い。デューイもまた様々な子供達と出会う事で少しずつ成長していく。モチロン狂気に満ちた野望を抱えて。
「ロックは頭を試されるんだ」
QUEEN&レッドツェッペリン「左様」

「ダイエットは?」
「食うのが好きだからしない」
デブの鑑かコイツは。

やがては教師も掌握して磐石・・・かと思いきやそう都合よくいかないのが世の中です。

それでもデューイの魂は生徒に届いていた!
彼を経歴ではなく“魂”で教師として認める子供達の心意気!
デューイも腹をくくる。デューイの情熱に親友の魂も蘇る・・・!
でもあの半ズボンは無いわー(褒めてる)。

ダイブにはじまりダイブに終わる。
メタいセリフが飛び交うエンディングも最高だったぜ。

DVDの特典でツェッペリンにライブで許可を貰おうとするシーンが面白い。

電話を取らせないために火まで付けるとかどんだけだよ。

「“The”で始まる映画はコケるんだ」
遊星からの物体X(The Thing)「!?」

ジャック・ブラックがオーソン・ウェルズみたいになっててワロタ。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-08 17:52:42)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 303件
作品の平均点 7.42点
作品の点数分布
000.00%
110.33%
210.33%
361.98%
4144.62%
5206.60%
6309.90%
75819.14%
89631.68%
95417.82%
10237.59%
作品の標準偏差 1.68
このレビューの偏差値 55.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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