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《ネタバレ》 リング以降のシリーズの中では一番よく出来てると思った ホラーとしてはさほど怖くはないが不気味さは十分ある なによりもそれほど怖さを追求してはいない作りである 仲間由紀恵の貞子は微妙 芝居ははっきり言って大根である 仲間はこれ以降この大根な感じが受けているのかもしれないと思った 昭和43年の話だが時代がちょっと古い感じがよく出ていて、他のリングに比べて作り手がちゃんとちょい古な昭和という時代を作り込もうとしてるのがわかって好印象だった 貞子は二人いて仲間はヒーラーとしての力を持っているようなので井戸の中に落ちた時に死ななかったのか 貞子がいろんな人に憎まれるが貞子狩りに合うほど嫌われる不気味さが薄い 冒頭に出て来る女子高生の存在が不必要 終盤二人目の貞子に追い込まれる人達の恐怖演出が今ひとつ 二人目の貞子の正体がほとんど判らないのはかなり不満だ 廃屋に逃げ込む過程で麻生久美子が不快な程ぎゃーぎゃー言う感じとか、ようやく貞子が現れるタメた感じはなかなかうまいと思った エンディングは仲間のとぼけた芝居で今ひとつ貞子の怨念が伝わらなかった しかしシリーズの他作品よりも十分面白くておすすめできる
【にょろぞう】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-12-27 18:21:33)
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