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《ネタバレ》 荻上直子迷走中って感じ かもめ食堂以降4作目だが右下がりで悪くなってる 脚本に褒める所が無い 何も起こらない事が心温まる事と勘違いしているのか 「かもめ食堂」や「めがね」の何が評価されたのかをもしかしたら理解してないのかもしれないな 各エピソードの最初の口上である「心の穴を埋める事」は何も起こらないし何よりも登場人物に「心の穴」があるとも思えないのは最悪だ とにかくひとつずつのエピソードがまったく薄っぺらいのだ 登場人物達が寂しい描写も無ければネコを借りて幸せになる描写も無い、すべてセリフで説明されるだけこれでは感情移入すら出来ないじゃない 恐ろしくなにもないストーリーなのに、ねこのレンタル料が安いとか生活できるの?とかの同じセリフがかならず入る ギャグのつもりなのかもしれないが、つまらない上にくどくてはっきり行ってそこの部分がすごく退屈する 河川敷の景色とか青い空とか印象的な景色が出てくるが、夕日が書き割りだったり夕日みたいなライティングとかギャグのつもりなんだろうけど、あそこは本当の夕日でやらないとだめだろう 何故今までの持ち味すら捨ててしまったのか とにかく前作までの癒しの料理やら景色やらが無くネコの映像だけが癒しなのか?だったら百歩譲っても、もっとネコをちゃんと撮るべきだ 「かもめ食堂」の完璧なシンメトリーのカメラワーク等を何故捨ててしまったのか? 幼稚園のような契約書を毎回書かせるとかも「かわいいでしょ」みたいなあざとい感じに見えてしまう ネコの墓がやけに狭いとかエンディングの暗転が放送事故のようにやたら長いとか演出が不可解 最後のエピソードに印象的に出てくるヨーヨーとかも意味不明、もしかしたらただの思いつきのシークエンスなのか? カモメかむばっ!
【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2013-12-16 16:36:39)
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